ゆばクリニック

ED(勃起不全)とは

ED(Erectile Dysfunction)は、「満足な性行為を行うのに十分な勃起を得られないか、または維持できない状態」と定義されます。単に「勃起しない」状態だけでなく、「硬さが不十分」「途中で萎えてしまう」といった症状も含まれます。EDは、内服薬だけでなく注射による治療という選択肢もあります。

ED(勃起不全)とは

ED注射はこんな方におすすめ

ED内服薬を試したが、十分な効果が得られなかった方

心臓の病気などでED内服薬が服用できない方

より強力な勃起力を求めている方

食事やアルコールの影響を気にせず治療したい方

行為の直前に、素早く効果を得たい方(即効性を重視する方)

注射によるED治療

陰茎海綿体自己注射(ICI)

陰茎海綿体自己注射(ICI)

血管を拡張させる作用のある「プロスタグランジンE1(PGE1)」という薬剤を、性行為の前に自分で陰茎海綿体に注射する方法です。この方法は、欧米では広く普及しており、医師の指導のもとで治療を受けることができます。

注射による治療は即効性が期待でき、注射後5分から15分ほどで効果が現れ、速やかに勃起を促します。内服薬が無効だった方にも高い効果が期待できる治療法です。

持続時間には個人差はありますが、1時間前後から数時間、勃起が持続します。内服薬とは異なり、性的刺激がなくても強制的に勃起を促すことができるのが特徴です。

ED注射

PGE1/注射1回

10,000円

(税込価格)

各種治療に必要な回数・治療期間
治療期間:1日
治療回数:1回

通常診療(来院)の流れ

診療予約

1

診療予約

ご来院

2

ご来院

カウンセリング

3

カウンセリング

治療のご案内

4

院内でのテスト注射・手技指導

(医師が適切な用法・用量を判断し、注射の方法を丁寧に指導します)

お会計

5

自己注射キットの
処方とお会計

ご帰宅

6

ご帰宅

副作用と取り扱いの注意

ED注射は非常に効果的な反面、正しい知識と管理が不可欠です。

◎ 主な副作用

  • 持続勃起症(プリアピズム): 最も注意すべき副作用です。勃起が4時間以上おさまらない場合は、放置すると組織が壊死する危険があるため、速やかにクリニックへ連絡し、受診してください。
  • 注射時の痛みや内出血: 注射に慣れるまでは軽度の痛みや内出血が起こることがあります。
  • 陰茎のしこり: 注射を繰り返すことで、注射部位が硬くなることがあります。

◎ 使用上の注意

  • 用量の厳守: 医師から指示された用量を守ってください。自己判断での増量は持続勃起症のリスクを高め、大変危険です。
  • 使用間隔: 次の注射までは24時間以上あけてください。
  • 注射部位: 同じ場所への注射は避け、少しずつ場所を変えてください。
  • 衛生管理: 注射の前後は、手指や注射部位を清潔に保ってください。